トイレの詰まり 軽度~重度なものまで解消する7つの直し方

トイレを直す水道屋さんのイメージ画像 トイレ詰まり

トイレの詰まりは軽度なものから重度なものまで様々あり、
便器の状態や排水管の状態によって直し方もいろいろあります。

自分でトイレの詰まりが直せれば、
経済的で迅速解決にも繋がり一番いいのですが、
間違えた直し方をするとトイレの詰まりも悪化することがあります。

一般の方には、自身で直せるもの・直せないものの
判断材料があまり無いと思いますので、
プロの水道屋が普段行っているトイレの詰まりの直し方を、
軽度なものから重度なものまで解消する7つの直し方をまとめました。

一読いただければ、業者に依頼するにしても業者が行う作業が
正当なものなのかどうかが判断いただけると思います。

薬品洗浄で行うトイレの詰まりの直し方

薬品洗浄を行う場面

軽度~重度まで、使用する場面はいろいろあります。
一番初めに行うことが多いのが薬品洗浄です。
これは異物除去の目的以外にも、今後の詰まりの予防目的にも使用します。

強アルカリ性の特徴は、排水管などをヌルヌルさせ滑りを良くすることで、
人間の血管で例えると動脈硬化のような状態を防止する役割があります。

特にマンションなどの集合住宅で縦排水になっている建物でよく使用します。

薬品投入後、5~10分待ってから、
ゆっくり水を流して様子を見ます。

軽度のトイレつまりの場合、この時点で解消する直し方です。
重度の場合は薬品だけで解消することはありませんが、
強アルカリの吸着率の効果で、今後の流すものの滑りを良くします。

ラバーカップで行うトイレの詰まりの直し方

ラバーカップを行う場面

一般の家庭で行われる直し方で一番多い直し方です。

携帯電話などの溶けない固形物などを詰まらせない限り、
一番初めに試したいのが、このラバーカップです。

注意点は複数回ラバーカップを試して流れないケースです。
例えばオムツや生理用品などは水を吸って膨らむ習性がありますので、
無理に押し込み過ぎると、便器を通過させることができたとしても、
排水管で必ず詰まってしまいます。

便器の問題点(詰まった原因)を把握しておかないと悪化させることがあります。

ラバーカップの写真

ラバーカップを使用する場合は、
念のため水跳ね対策を行ってから行ってください。

使い方は便器の排水口に向かって、
押し込んでスッポーーンと引き抜くように複数回繰り返すだけです。

水跳ね対策の詳しい記事は、
無理は禁物です!トイレが詰まったら行う対処と2つの注意点をご覧ください。

無理は禁物です!トイレが詰まったら行う対処と2つの注意点
急にトイレが詰まったら、パニックになってしまいがちですよね。 無理に詰まったトイレを流そうとして、トイレが溢れて水浸しになったり、 直すつもりが逆に悪化させてしまったりしたことはありませんか? 間違えた対処はトラブルを悪化させるだ...

ローポンプで行うトイレの詰まりの直し方

ローポンプを行う場面

便器内部に問題がある場合で、紙を大量に流してしまった
という時に使用する頻度が高いのが、ローポンプ作業です。

かなり強力なので溶けないものや、
オムツなど無理をすると押し込んでしまう可能性があります。

普段この作業を行っている水道屋さんなら、
複数回試した手ごたえでローポンプで解消するか解消しないかの
判断ができると思います。(これ以上押し込んで良いのか・悪いのか)

ハンドル部を引く時に、汚水を吸い込み、押す時に汚水を吐き出します。
ラバーカップの強力版です。

ハイスパットで行うトイレの詰まり 直し方

ハイスパットを行う場面

頑固な詰まりで行う作業で、便器に直接圧を掛けることも
便器脱着後の排水管に直接圧を掛けることもできます。

手動の道具の中では一番強力な圧がかかります。
トイレットペーパー以外の溶けない厚手の紙
(お掃除シート・お尻拭きなど)も強力に押し流します。

自転車の空気入れの要領で空気圧をタンクに溜めて、
一気に圧を掛ける直し方になります。

ラバーカップやローポンプと違い、圧を高く掛けるなどの調整ができます。

圧を掛け過ぎると便器が割れてしまうこともあるほど強力です。
(勿論、そうならないように調整はしますが^^;)

便器を取り外した排水管の写真

マンションなどの集合住宅の場合、縦排水になっており
排水マスをチェックすることができない時があります。

このように便器を外してみたら排水管自体が詰まっていた場合でも、
直接圧を掛けることができます。

ワイヤーブラシで行うトイレの詰まりの直し方

ワイヤーブラシを行う場面

トイレでは小便器などの径が細いパイプの尿石除去のために
使用することが多いのがワイヤーブラシです。

使用イメージとしては、心臓のバイパス手術のように、細いパイプに付いた
尿石をワイヤーでガシガシお掃除する時などに使用します。

ホームセンターなどで購入されている方がいますが、
便器の構造上S字トラップになっていることで、
ワイヤーが通しにくいという理由から一般の方では難しいと思います。

水道屋さんも一般的に洋式便器の詰まりでワイヤーを使用することはあまりありません。

使用するなら便器を外した後に、直接排水管に向かって行うものです。

直接ハイスパットを行っている写真

こちらは薬品洗浄後、小便器を取り外してワイヤーで尿石をガリガリした後、
ハイスパットで圧を掛けているところです。

ワイヤー作業が地味すぎて写真を撮り忘れてしまいました^^;

高圧洗浄の写真

その後、高圧洗浄で尿石を洗い流しているところです。

このように一つの作業では解消しない場合でも、
大体こちらで紹介している7つの直し方を複合させて
トイレの詰まりを直していきます。

便器脱着で行うトイレの詰まり 直し方

便器脱着を行う場面

溶けない異物を流したケースで行うのが便器の脱着作業です。

トイレに異物を流してしまった場合、押し流すことを考えてしまいがちですが、
便器を通過したとしても必ず排水管でひっかかることになりますので、
悪化を防ぐために流すのではなく、取り除く作業になります。

排水管に引っかかった異物を取り除いている様子

こちらは一切、水が流れず
ハイスパットを行っても状態が変わらなかったトイレです。

便器を取り外してみるとプラスティックのブラシの上に
大量のトイレットペーパーが引っかかっていました。

このような溶けない異物は、便器を取り外すしかありません。

高圧洗浄機で行うトイレの詰まり 直し方

高圧洗浄を行う場面

便器外部に問題がある場合に行う作業です。

トイレの詰まりでは、水道屋が一番最初に
確認するのが排水管の状態です。

特に一軒家の場合、一番最初に排水マスを全て開けて確認し、
排水管に問題があるかないかを判断します。

排水管が汚水で一杯になっている場合など、
逆噴射の胃カメラのようなホースで
排水管の汚れなどをお掃除する時に使用します。

汚水で一杯になった排水マスの写真

排水マスをチェックして、画像のような状態の時に
高圧洗浄を行ってトイレの詰まりを直します。

高圧洗浄の作業風景の写真

高圧洗浄後は、排水管の経年劣化や欠落などを確認することも大切です。

トイレの詰まり
軽度~重度なものまで解消する7つの直し方をご覧いただきました。

軽度なトイレの詰まりが発生した時に慌てないようにするためにも
ラバーカップは用意しておくことを、おすすめします。自身で直せないと判断された場合は、
無理をせず業者に依頼することをおすすめします。

 

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